萌えボイス
 
萌えボイス 萌えボイス作成 マッチング板 既存作品購入 声優検索 お題でボイス
 
萌えボイス作成
 

声優名 姫桜りりか  [ 声優詳細情報 ]
価格 3124円 文字数 2395文字
サイズ 9341 KB 公開日 2015年4月22日
声のタイプ - ファイル形式 mp3
売れ行き
 この作品の販売回数 : 0回
作品内容  3キャラクター

台詞
【空道雫】

十三宮(とさみや)はん 久々やな!
元気にしてたか?

こっちこそ宜しく頼むで!
そういや あの巫女服に庖丁持っとった仁(めぐみ)はんはどうしたんや?

星川って…北武蔵(きたむさし)を領地にしとる あの星川かいな?

そうなんか
坂東(ばんどう)には坂東の歴史があるんやなぁ
ほんで この子は誰や?

ま…舞はん?

お あの女!
入試ん時も見かけたけど いかにも強そうな奴や!
ほな うちと一緒に柔道部入ろうで?

せや!
うちらもいるし 寂しくなんかないで!
あ そういや今日は 式部(しきぶ)はんがここら辺に遊びに来とるって噂を聞いたんやけど 暇やったら探してみないか?

式部はん こんな所にいたんか
式部はんが『言霊(ことだま)』っちゅうおまじないをかけてくれたお蔭か分からへんけど 何はともあれこの通り 七宝院(しっぽういん)学園に合格して入学できたで

たちばな?やたら懐かしい苗字してはるわな

式部はんは昔から いつもそんな説法してたわな(笑)
でも 言われてみれば確かにその通りかも知れへん
うちもこの学校で頑張らなあかん また応援宜しく頼むで!

え!ほんまかいな?

なんちゅうか色々とありえへん格好やなぁ…そんな薄い服で めっちゃ寒いとちゃうんか?


【方広院和泉】

七宝(しっぽう)は 仏典に説かれた珍しき宝石です
『無量寿経』(むりょうじゅきょう)は金・銀・瑠璃・玻璃・硨磲・珊瑚・瑪瑙(きん・ぎん・るり・はり・しゃこ・さんご・めのう)を また『法華経』(ほけきょう)は玻璃・珊瑚に代わり真珠・玫瑰(まいかい)を記しております

雫殿(しずくどの) 江戸におきてもお健やかに過ごしておられるようですね
十三宮殿(とさみやどの)も お久しゅうございます

まあ…ひとたび聴いただけで憶えてしまうとは あっぱれな才能をお持ちですね
古語ゆえ 分かりにくいかとは思いますが 玻璃は水晶を 玫瑰(まいかい)は中華に産する赤き玉(ぎょく)を意味します

橘殿(たちばなどの)は 江戸の都督(ととく)に仕えし武官です
わたくしの知己(ちき)ゆえに わが国の行く末を共に占うべく こうしてお会いする場を設けた次第にございます

あ はい
わたくし達が涅槃(ねはん)ののちに向かう極楽浄土は これら七つの宝石により飾られている…と伝えられております

また 金・銀などの表面にガラスを焼き付けし工芸を『七宝焼』(しっぽうやき)と申しまして 西周(せいしゅう)から大和(やまと)時代に始まり 近世には尾張藩七宝町(おわりはん しっぽうちょう)を中心に わが国の特産品として有名です

では そろそろ終わりと致しましょうか
何より大切なのは わたくし達自身の生命(せいめい)を 七宝の如く輝かせる事です
心に念じ 口に唱え 書(しょ)に記せば 望みはきっと叶いますよ

もとよりです
今後とも宜しくお願い申し上げます
時に 皆様…ことに星川殿を筆頭に 今にも餓死されそうなお顔をしていらっしゃいますが お茶など召し上がりませんか?

さようなる愚かしき所業(しょぎょう)は致しませんよ…そんな事をせずとも わたくしには…

平安京は 葦原の中つ国(あしはらの なかつくに)における唯一の都(みやこ)です
なにゆえ 敗れてもいない相手に降伏(ごうぶく)しなければならないのですか?江戸への臣従など 受け入れられません

もとより 戦(いくさ)など不本意です
しかれども 江戸の後南朝(ごなんちょう)をすべる方々は 一方では弱き者を虐げ 他方では力ある者を引き下ろし 礼をかろんじ 国体をないがしろにしております

橘殿とて 今は言霊に造詣(ぞうけい)深き堯彦王(たかひこおう)の寵を受けておりますが 人にあらざる真如(しんにょ)が明らかとなれば 江戸の者達に滅ぼされるやも知れないのでしょう?

そのためとはいえ 江戸にくだるのは…

仮にも神の御名(ぎょめい)を殺生(せっしょう)に偸盗(ちゅうとう)するとは不敬な…されど かの大筒(おおづつ)は七月維新のおり 天皇海山に葬られたはずでは…

わが母校 言之葉(ことのは)学園を?
なにゆえ いかなる儀にございますか!

なんたる事!
罪なき後輩達を…殲滅せんと?
かようなる謀(はかりごと) 断じて許すわけには参りません!

ん?しばし お待ち下さい
何者かの邪気が…!

十三宮殿 ちょうど良かったです
あなた様に一つ お伝えしたき事がございます

十三宮殿のお姉様は 江戸の朝廷に親しいと伺っております
また お母上は星川幕府の棟梁(とうりょう)にして 先ほどのご友人は その公達(きんだち)
そして あなた様は…

それはよき事
されど あらかじめ警告しておきます
万一 江戸と大宮(おおみや)のいずれかが ましてや相互い(あいたがい)に同心し われらが平安の都に 畏れ多くも秀国様に矛を向くる事あらば…

大いなる苦行が そう禍津日之神(まがつひのかみ)が あなた様と眷族(けんぞく)を地獄にお導き致しますでしょう
例えば こんなふうに…

握生潰命(あく しょう かい みょう)!

…殺生は 戒律で禁じられております…ん ふふふ…

んふふ…無明(むみょう)に苦しまれたそのお顔 なんといとおしいのでしょう?
これでお分かり頂けましたね?
お望みとあらば 十三宮殿もかように呪い殺して差し上げますが ご選択(ごせんじゃく)は?

皆様 何をさように焦燥(しょうそう)しておられるのですか?
ざれごとですよ
このわたくしに歯向かいさえしなければ 何もつらき事は致しません
岩月殿 宜しければお茶を立てますが いかが?

結構です
それでは皆様 いずれまたお会いしましょう
次はもっと 面白き遊びを教えて差し上げます
んふふ…


【宇喜多清真】

またお前か ジン
その悪魔みたいな装束(しょうぞく)を喜捨(きしゃ)して さっさと帰れ

黙れ 貴様らはスンナを冒涜した御怒り(みいかり)をこうむる人々だ
啓典の民(けいてんのたみ)ならば 人頭税(じんとうぜい)でも払ってから物を言え
畿内の者達は無明(むみょう)時代の多神教だが 六信五行(ろくしんごぎょう)を妨げはしない


(脚本:スライダーの会/十三宮顕)


購入者からの評価
評価値 0 ポイント
購入者のコメント
 
特定商法取引表示 :  プライバシーポリシー :  声優ログイン :  ご利用規約 :  リンク